関西電食防止対策委員会とは
関西電食防止対策委員会は、昭和23年、電食に関する諸問題について、関係者相互の協調を図り、防食技術の向上に寄与することを目的に産官学にて設立。
電食防止のための関係者の連絡協議、電食防止に必要な調査・研究、技術指導および周知広報等の事業を行っています。
概要
団体名 関西電食防止対策委員会
設 立 1948年
委員長 松浦 虔士(大阪大学名誉教授)
会員数 30社
事務局所在地
〒550-0023
大阪市西区千代崎3丁目南2番37号
大阪ガスネットワーク株式会社 総合保安部 保全マネジメントチーム内
連絡先 080-2415-9054
e-mail : info@kandenshoku.org
委員会規約・規約細則
*会員のみ閲覧可
会員で閲覧等を希望される場合は、事務局までお問合せください。
活動内容
電食防止小委員会
電食防止施設小委員会<年2回>
主 査:伊瀬敏史 大阪大学名誉教授
副主査:春名 匠 関西大学教授
・電鉄設備および電食防止設備の工事計画の審議と工事完了報告
・電食防止対策に関する会員の研究成果の報告(技術レポート)
電食防止基礎小委員会<年2回>
主 査:藤本慎司 大阪大学教授
副主査:桑畑 進 大阪大学教授
・電食防止に関する新技術・新工法の開発研究成果等の講演・発表
中部・関西電食防止合同研究発表会<年1回>
中部・関西両地区電食防止委員会の優れた取り組みを共有するとともに、お互いの協力を一層緊密にすることを目的に、1955年より毎年開催。
毎回、電食防止研究委員会、中国電食防止対策委員会からも発表をいただき、現在までの発表件数は約300件にのぼります。
調査・研究ワーキング<不定期>
特定のテーマに絞っての調査・研究を実施
・強制排流器の運用に関する調査
・帰線自動開閉調査装置の電鉄車庫からの漏れ電流の低減効果に関する調査
・電鉄漏れ電流の影響範囲に関する調査
・関西における電食防止対策の変遷調査
・電気防食に及ぼす交流電流の影響調査
・回生車両が電食環境に及ぼす影響調査 …等
電食防止技術講習会<年1回>
毎年秋季に開催しており、地下埋設事業者、電鉄会社、防食会社など、会員だけでなく、非会員も含めた幅広い事業者が受講されています。
講習会では、電食の一般概念、現場における調査方法、関連法規などを学び、電食防止への理解を深めるカリキュラムとしています。
◇科目
電食の一般概念
地中埋設金属体の腐食
電気鉄道からの漏れ電流
電食調査の方法
防食法の実際
電食関係法規
関連学会および各地区委員会・協議会
関連学会
各地区電食防止対策委員会
・東京電蝕防止対策委員会
・中部電食防止委員会
・中国電食防止対策委員会
・新潟電食防止対策協議会